2009.8.1 岐阜OFF会
2009年夏、104氏がツーリングを企画せども企画せども悔しいほどに天候に阻止された・・・。
104氏は計画を企画する度に当サイトに告知し、参加者を募った。
しかし、結局それは読者諸賢の予定を掻き回すカタチとなってしまった。
「これは大変申し訳ないことやったわいね」
と104氏は反省しているのである。
しかし、そんな右往左往する経ち回りの中で強くイベント参加を望む声があったことも事実である。
その声を聞いた104氏が感涙を双眸に溜めOFF会を企画したのであるが、これは彼の性格を知る者であれば納得の行動であったろう。
「感涙なぞ溜めていないやわいね!」
そう顔を真っ赤にしながら104氏が叫んでいる。
ま、その叫びが真実であるか否かここで追及することはやめてあげようと筆者は思うのである(笑)
こんな感じの居酒屋から今回の岐阜OFF会は始まったのである。
今回は5名参加のOFF会となったのである。
初参加はきょうへい氏、もりぞう、小遣いなし氏。
これに家自慢と104氏を含み5名となるのである。
「小遣いなし氏は千葉からの日帰り参加やったわいね、会いに来てくれたことに胸が熱くなったやわいね」
このセリフに・・・ほぅら、やっぱり感涙に咽ぶんじゃないかと筆者が思ったことは内緒である。
ぎこちなさもなくスムーズに会話がスタートしたと聞いた。
人見知りがちな104氏である。
それにも関らずスムーズに会話が成り立ったのであれば精一杯持成しの心を研いでいたのであろう(笑)
そう筆者は思うのである。
「うるさいやわいね!」
顔を赤くして吐き捨てるようにそう104氏が言っている。
「家自慢! オマイサン大根頼み過ぎやわいね!!」
こういう変わりダネを頼むのは104氏であろう。
他人のコト言えないじゃんと筆者は思うのである。
『俺、内臓系大好きなんすよ』
そう語るのは小遣いなし氏である。
はい、家自慢も104氏も大好きです。
レース経験があり、レーサーも含めバイクを7台も所有するきょうへい氏。
ライディングフォームについて104氏は楽しくお話させていただいたようです。
「今度是非一緒に走りに行きまっし!」
今更になって激しくそう104氏が叫んでいる。
その場で言えばいいものを・・・やはり人見知りである(笑)
整備関係、補修関係に滅法強いもりぞう。
『サービスマニュアル通りに組めば問題ないっすよ』
彼のこのセリフに104氏は己の整備テクのなさを痛感したそうである。
「うむ、104号が壊れたら森○●板金に持っていくやわいね・・・」
104氏は勝手に104号の掛かり付け整備工場を森○●板金に指定したようだ。
長旅の疲れを一切感じさせることなく気さくに談笑する小遣いなし氏。
バイクは勿論のこと、酒や小説などかなり広い範囲の価値観、嗜好を104氏と同じくする。
「素晴らしく素敵なヒトやわいね!」
そう熱心に104氏は筆者に伝えてくるのであるが、
決して104氏と似ていることが彼にとっての幸せではないであろうと筆者は思うのである(苦笑)
しかし、彼が世界全体から見た場合マイノリティであることに間違いはない。
104氏と似るというコトはそういうことであろう(笑)
いつもの如く・・・開始早々酒精に玩ばれ始める家自慢。
「オマイサンはそういうところが素敵やわいね」
まったく他人事なので楽しそうに104氏がそう話す。
しかし、そんなことを言いながら家自慢を1つのお店に置いておくと出入り禁止の憂き目も脳裏に浮かぶ・・・
終電も近い時間だし、惨事を招く前に一旦お開きに(笑)
次の河岸を求めて岐阜の街を彷徨う。
家自慢がオーバーフローしないように外気に当てる(笑)
きょうへい氏が電車での参加であった為に彼とは終電時間の縛りでここでお別れ・・・。
「絶対また一緒に飲みに行きまっし!走りに行きまっし!!」
104氏が煩くそう言っている。
きょうへい氏がいなくなったのは寂しいけれど・・・気を取り直して残る4名でアメリカンなBARに河岸替え。
まったく酒精に玩ばれていない小遣いなし氏、それと対照的な家自慢(笑)
「家自慢が酒精に弱いのは関係者には周知の事実やわいね」
104氏は酒精を引き連れる家自慢をカメラに収めるのが好きなのである。
それは楽しそうだと筆者も思う。
俗に言う白麦酒。
深まる夜に気の合う者が談笑し、飲み交わすならまったりとした味わいに舌鼓を打ちながらが楽しいのである。
楽しい時間の共有。
それは下戸をも上戸に変える素敵な作用を見せてくれる(笑)
「ホントにOFF会開いてよかったやわいね」
104氏が呟いている。
楽しさが伝わるであろうか?
*注)当クラブでは無理な酒精の勧めは微塵もありません(皆自己責任で飲んでおります)
とは言うものの・・・家自慢の出産は見たくないので2回目の河岸替え(笑)
3件目は・・・
本当に気分の好い時に104氏が仲間を連れていく魅惑の世界。
滅茶苦茶急で長い妖しい階段は御愛嬌らしい。
こんな不況の中、粋に酒精を商売にしているお店。
狎れ合わず、突き放さず、104氏が夜の世界のマナーを覚えたお店。
それは既に10年以上前の話なのだけれど・・・
104氏には当時とまったく変わらぬ雰囲気と店構えが嬉しいらしい。
その分104氏が誰かを連れて此処を訪れることは珍しい。
ある程度の長い付き合いがある家自慢ですら初めて連れて行ったようである(実話)。
では、中の様子を・・・・・・
「うぬぅ、写真ではとてもこの雰囲気を伝えることが難しいやわいね・・・」
104氏がそう呟くのも無理からぬ話かも知れない。
光量が極端に落とされた此処は暗くして暗過ぎず、それでもなお暗い不思議な空間なのである。
ラスティネイルを嗜む小遣いなし氏。
ドランブイ、甘味で筆者も大好きな酒精である。
「スコッチとドランブイのラスティネイルもいいけれど、アイリッシュウィスキーとアイリッシュミストで造るミスティネイルも甘美やわいね」
バイクのみならず酒精について話が出来る仲間を見つけて104氏は嬉しそうである。
「お互い悪しき小遣い制度と育児、家事からある程度解放されたらお泊りキャンプツーリングで酌み交わしまっし!」
その時を楽しみに104氏が語っている。
クラブ大所帯でお泊りキャンプツーリングに行って酒精を酌み交わしながら談笑するのが104氏の当面の夢であるらしい。
こういう雰囲気のお店が通える範囲にあることは幸せであろう。
今回OFF会を開いてよかったと104氏が繰り返す。
酒精を連れて夜の街を彷徨うことはなんと楽しいことだろう。
気の合う仲間となら更に格別である。
今回、少し飲み過ぎたきらいが104氏にある。
もっとたくさん話したかったことがあるらしい。
持成しの自己採点をつけるなら・・・満点は得られなかったと思うらしい。
それでもなお、OFF会を開いてよかったと胸を張って104氏は筆者に話すのである。
今回、初めて新規の読者諸賢を招いてOFF会を開いた104氏である。
「気が合うなら末長く仲間でいまっし!」
高らかに104氏が叫んだ声が読者諸賢に届けばいいのにと思う。
おしまい。