東京 呑み会

2012.8.31 & 2012.9.1





事故後の療養の為、104氏は8月の98%を休業していたのである。



その間、リハビリを毎日行い、快復に努めていたのである。



104氏によるとリハビリは時に辛く、時に退屈で、時に完全快復への信頼を脅かすものであったという。


読者諸賢は既にご存じのことかと思うのであるが、104氏はこと飽き易い。


熱しやすく冷めやすいのである。




熱しているときは、貪欲に知識とモノを求める性質であるが、いままでいろんなものに熱中した挙句に現在104氏の趣味として残ったものはバイクのみである。


そんな104氏が、リハビリに飽きることは奥飛騨の川の清み具合より深い透明度をもって見通せたのである。


104氏と一心同体の筆者としては104氏がリハビリをサボることがバイク趣味の衰退、ひいてはサイトの廃頽、さらには筆者の失業という流れを容易に想像させてしまい大変に好ましくなかったのである。





その為、筆者は104氏のヨメ様に交渉を行ったのである。





そう、交渉の内容は、104氏がしっかりリハビリを遂行し、全治期間(休業期間)内にある程度の運動能力を取り戻せた暁には104氏を好きな土地に呑みに行かせてやって欲しいというものであった。



104氏は阿呆である。



この交渉内容を伝える前から、伝えた後のリハビリに熱中する様子が容易く想像できて笑えてしまえたのである。




それからの104氏のリハビリ活動たるや目を見張るものがあったのである。




毎日治療院に通い、睡眠も沢山深く摂り、栄養素に気を配り、インナーマッスルとアウターマッスルの再構築に思いを馳せた。





事故相手の保険屋さんからすれば、非常に鬱陶しい存在であろうことは想像に難くない。(通院回数が大変に多いのである)





104氏は、真剣に完全なる復活を目指している。






その甲斐あってか、104氏は8月の最終日にお好きな土地へ呑みにく権利を確定させたのである。
















―――迷うことなく、東京駅を指定させていただいたんよ!―――













地元場の仲間たちとは、それほどの思いきりを要せず一緒に酒精と戯れることが出来る、と104氏は言う。














―――遠方まで呑みに行く好機はそうそう得られない、だから一つの好機に遮二無二になるやわいね!―――







人数は何人でもよい、そう104氏は言うのである。











多くとも、少なくとも、数ではなく、そこに在る確たる思いに触れられることがしあわせなのであるらしい。










そういうことで104氏は颯爽と新幹線に乗って東京を目指したのである。
































































































東京駅は近い。





新幹線の中で、読書に勤しむこと2時間弱、気が付けばすでに東京は目前であったという。









掲示板で真っ先に呑み予定承諾レスポンスをくれた浦島太郎氏とすぐに合流。








以下呑んでる様子を画像にてお送りする次第である。















まずは1件目。


東京駅は八重洲の素材屋である。






































































―――うむ、全然知らなかったけれど名古屋発祥の居酒屋なんね! 名古屋飯メニューがあったのでもしかして?と調べたら当たりやったんよ―――






後から知ったこととはいえ、名古屋から新幹線に乗った104氏としては微妙な気分になったようである(笑)


















―――でもね、味 対 コストパフォーマンス良しの良店なんよ、カウンターやったんやけど俺は二人で酌み交わすなら対面より横並びのカウンターが好きやわいね!―――

























































気負わず、浦島太郎氏といろいろお話しできて気分上々の104氏である。














































































































































そして、愉しい時間はあっという間に過ぎてしまうのである。





ほどなくして、お店側の2時間ルールに引っ掛かりあえなく河岸を変えることになった浦島太郎氏と104氏である。


























































そして2件目。










これまた八重洲の楽蔵うたげ(だったと思う・・・違ってたら御免と104氏が言っている)である。

































ここで小遣いなし氏の東京到着を待つ二人であった。


ほどなくして、小遣いなし氏到着。

























当初の掲示板への書き込みでは、午前0時頃の合流の予定であった小遣いなし氏は企業内政治の根回しにより颯爽と数時間早く駆けつけてくれたのである。










































































































































































































































































当日の営業的終点を東京駅近郊に設定する為に尽力してくれた浦島太郎氏。





残業を切り上げてまで駆けつけてくれた小遣いなし氏。



















―――気を遣ってもらって申し訳ないんよ、と思う反面、めちゃくちゃ嬉しくて、はしゃいでしまったやわいね―――



















うちの104氏が年甲斐無く落ち着き無い醜態を晒したようで申し訳なく思う筆者である。

















しかし、筆者は浮かれはしゃぐ104氏を観察するのが嫌いでない。





















なぜだか、阿呆の極みたるシアワセが波及してくるのを感じることが出来るからである。





















だから、当サイトに集まる皆が104氏と仲良くしてくれて本当にありがたいのである。













この2件目、隅の個室に通され、割と落ち着いて呑み語ることが出来て好印象であったのである。




















しかし、ここでも2時間ルールが敷かれ、そのルールに抵触する小遣いなし氏、浦島太郎氏、104氏の3人。




















だんだん104氏の阿呆さが伝播し、その瞳の色に妖しい煌めきを宿らせていく3人。

























類は友を呼ぶのである。



























































みんな麦酒好き。


















行く先は、前回の関東OFF会で見つけた麦酒バー【バッカス】である。


















































































































サンクトガーレンインペリアルIPAで乾杯する阿呆2人。




小遣いなし氏に紹介されて知ったこの銘柄を104氏はとても気に入ったようである。





―――フルボディでIBUがかなり高くて、好き嫌いが分かれる銘柄かも知れんけれど、華やかでありながら酒精高めですっきり飲めるんよ!







    それでいてホップの薫りが何とも言えず複雑怪奇で、嬉しくなってしまうんよ!!―――






その嬉しい驚きは画像からも見て取れるのである(非常に変顔のため掲載を躊躇った筆者である)。







―――自然と変顔になってしまう程に美味いんよ! 読者諸賢一緒に呑みまっし!―――





勇気ある一歩を104氏は蒐集したいらしいのである。


















































浦島太郎氏は【よなよなリアルエール】に舌鼓。




































































































仲間との愉しく過ごす時間というのは何物にも代え難い。







このバッカスでの呑みの時間帯にて、終電はなくなってしまうことは誰の目にも明白であったのである。










そして、夕刻匆々から104氏との時間を確保してくれていた浦島太郎氏のカラータイマーがピコンピコン鳴り始めたのを3人は聴いたのである。



















































































































名残惜しそうに別れを迎える浦島太郎氏・・・。











―――あぁ、どうして嬉しくて愉しい時間はこんなに早く行ってしまうんやわいね?!―――










104氏が寂しげに呟く。











それでも、小遣いなし氏と104氏は当初の予定通り朝まで飲み明かすつもりである。













浦島太郎氏と別れた後、病み上がりを言い訳にフラフラになっている104氏のヘタレぶりを筆者は確認したのである。















当サイトのウェブマスターとして非常に嘆かわしい事態である。












しかし、フラフラになりながらも、話は弾む。














仲間について、バイクについて、将来について、仕事について、家族について・・・果てはないのである。














よなよな酔い良い時間は過ぎて、フラフラふわふわ好い気分なのである。

















ここで、とっても嬉しい事態に遭遇する小遣いなし氏と104氏。













なんと、終電で帰宅したはずの浦島太郎氏がひょっこり帰ってきたのである。













『ヨメさんの理解を勝ち得てきた!』















小遣いなし氏と104氏の傍に戻るやいなやそう語った浦島太郎氏はとってもカッコ良かった!と104氏は筆者に熱く語るのである。



















バッカスを出て再び河岸を変える為に東京は八重洲を練り歩く3人はとても幸せそうに見えて筆者は羨ましかったのである。



















































次に3人が選んだ河岸【4件目】は、これまた前回の忘年会でお世話になった【八吉】である。







































































ここは非常にお魚が美味しいお店である。
































































―――ノドグロを是非ご賞味するんよ!―――
















































ノドグロの塩焼きが大変に旨く、深夜にも関わらず食欲が湧き立つことに嬉しくなった104氏である。
















―――何より、非常に非常に店員さんが可愛かったんよ―――






















































104氏の好みの顔つきの店員さんは、やけに酒焼けした声をしていたのである。









―――うむ、酒精を侍らせた浦島太郎氏が巧みな話術をこの麗しき乙女に・・・―――











同じ営業職としてリスペクトする部分を彼に見出す104氏であった。














































このお店でまたまたまたまた愉しい時間を過ごしながらふわふわしている3人は本当にまぶしく見えたのである。















































そして、この時の時刻は早朝4時半であった。















































ふわふわの気分であっても、また名残を惜しまねばならぬのである。




















































明日の仕事の為に、小遣いなし氏が帰宅するのである。















































最大限の感謝とこれからの変わらぬ親交を浦島太郎氏と104氏は小遣いなし氏に誓うのであった。
















































仕事や利益に関係なく、純粋に仲間と呑むことに日が沈む前よりの時間から日が昇るまでの時間を費やすことが出来るのである。














































それも、顔を合わせた数は片手で数えられる状態にあるなかで。



















































―――最高やわいね―――














































この時間が愉しくて、でも確実にお別れしなきゃならない時刻の忍び寄りを感じながら阿呆2人は【5件目】を目指したのである。
































































もう燃え尽きるのみであったと104氏は言うのである。






















































前日夕刻6時に落ち合い呑み始めた2人は翌日の早朝6時に東京でマイクを握りしめ愛を叫んでいたのである。
































































































































































































♪愛のバクダン もっとたくさんばらまいてくれ! すれ違う人たちのポケットに!!イェェェィッ!♪






































































































頼りなく始まったこの繋がりが、とても純粋に掛け替えのないものへと成長しているのを感じるのである。



ただただ愉しくて、うきうきして、ふわふわするこの関係が末永くお互いがお互いを思いあう気持ちに支えられて、これまたお互いの人生に彩りを添えられればこんなに悦ばしいことはないのである。




小遣いなし氏、浦島太郎氏に最大限の感謝を捧ぐのである。




―――お見舞いにもらった豆乳アラレ、とっても美味やったんよ、ありがとうやわいね―――


ワサビ味が気に入った104氏である。


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