鮨屋にて


コハダを旨そうに咀嚼しながらマスターが言う。

「おい、お前の奢りなんだ、自分に遠慮はいらんだろ?どんどん食え!」

『いきなりで話の流れについていけんやわいね!』

慣れないクルマの運転で動顛気味の104氏がマスターにもの申す。

「大将〜、コイツに適当に握ってやってくれ。うん、鯵あたりでいいかな」

「あ、美味しいところの純米酒あります?」

「天狗舞でお願いします」

『俺も飲みまっし』

「お前は運転があるだろう?それともドカに飽き足らずポルシェまで壊すつもりか?」

「大将、白身の旨いところと大トロお願いします」

「いや、ここの鮨は旨い!奢りだと気分もいいなぁ」

『うぬぅ!超局部的財政危機やわいね』


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