白エビス シルクヱビス


購入金額 : ¥205


読者諸賢もご存じであろうが、白エビスが発売されてからはや幾年。

過去にも何度か飲んでいる104氏はやっとこの麦酒のインプレをすることにしたらしいのである。



―――うむ、どうしても時間をおいて・・・初めにコイツに抱いた印象が変わらないかを確かめたかったんよ―――


エビスを愛するが故に、どうしてもインプレをするまでに時間が掛かってしまったのだと104氏は言うのである。



―――泡はきめ細かくスムージィやわいね。

そして、思いのほかキリン的な酸味があるんよ。

酸味といっても酸っぱいのではなく咽喉越しスッキリの酸味なんよ。

金エビスと違って、塊感というか、ソリッドな感じは全く受けないやわいね。

それでも、キリンの新・一番搾りなどと違うのは、ちゃんとヱビス独特の苦みが最後にジワァーとくるところなんよ!

しかし、鼻腔に抜ける薫りとしては、レギュラーエビスや、緑エビスとは少し違うやわいね―――


それは小麦麦芽の影響やわいね、と104氏は言う。



ただ、小麦麦芽使用と謳う商品イメージから想像するものと比べると、まろみは大変に薄いようである。




―――個人的には小麦麦芽使用と謳うなら、もっとまろみがある方が好きやわいね。

味わい深さ、咽喉越し、舌触り、薫り、すべてが中途半端な印象は拭いきれないんよ。

なんだかキリンの悪い面の特徴に似た感じで、中途半端に大衆受けを狙いました感があるやわいね―――



コイツと出逢ったファーストコンタクトからから、ある程度の時間を置いた104氏である。

、それを踏まえ、104氏は己が下したコイツへの評価を今はっきりと断言するのである。




―――うむ、エビスの中では個人的にイマイチの作品やわいね!―――


その言い切る姿勢に、誤解を(おそ)れる気配は微塵もない。





―――これをエビスと謳うから、首を傾げたくなるんよ!―――



これが、サッポロさんのエビスと名乗らぬ新商品であったなら良かったやわいね。

そうすれば、この麦酒の持つある種、女性的な感じを受ける部分への好評価も出来たんよ。

そう104氏は言うのである。





―――誤解を懼れずに言うのなら、これはエビスらしさを棄てたエビス麦酒やわいね―――


重心が高いわけじゃないけれど、ドッシリ構えた旨味がないんよ、と104氏は言う。





―――エビスファンが求めてる麦酒はこんなんじゃないと思うやわいね、サッポロさん!卑しく万人受けを求めてはいかんよ!―――


万人に好かれる麦酒と言うことは、たいして面白くない麦酒ということである。

●サヒ スー●ードラ●のように。

エビスビールの名を騙り、そんな行いをしてはいけない、と104氏は情熱的に語る。




―――サッポロさんにはもっと面白い麦酒を!わくわくするような麦酒を造って欲しいんよっ!!―――










コイツは確かに、ヱビスという名を世の乙女たちに知らしめるのに貢献する麦酒となるかも知れない。

事実、(何の当てにもならない104氏独自リサーチによると)女性には受けが好いみたいなのである。

(特に日頃は麦酒を嗜まない乙女たちに好印象)










でも、獲得した新規ファンの数と、コイツをエビスと名付けたが故にエビスブランドに裏切られた感じを受けるエビスファンの数、

どちらが多いのだろうと104氏は独り考えるらしいのである。



そんな104氏はサッポロさんから観れば、まったく余計なお世話焼きな奴となるのであろう。


筆者もまったくもって、そう思うのである。






そんななか、104氏はさらに言葉を続ける。


―――エビスの新商品には、その告知から一種独特の期待感を持って購入にあたらせてもらってるんよ!―――

そんなファンの気持ちを大切にして欲しいんよ、そう104氏は言っているのである。









―――白エビス、それはちょっとガッカリする麦酒やわいね―――


好き勝手言い切る104氏なのである。









―――エビスの長期醸造熟成を活かして、小麦の(まる)い味わいの麦酒を造って白エビスと名付けたら素敵なんに―――


麦酒販売シェア1位や2位の企業には出来ないアプローチがきっとサッポロさんには出来る筈であると104氏は期待を込めて言っている。







―――YEBISU、それは俺の大好きな銘柄、だから次回作に期待やわいね!―――





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