弥勒世(みるくゆー) (上下)

馳星周 著


上下巻合わせて1200ページを数える長編小説なんよ。

舞台は四十年ほど前の沖縄。


馳星周氏の作品で言うに及ばずノワールな世界に引き込まれるんよ。


世界をぶち壊したい主人公。


返還時期の沖縄。


アメリカと日本と沖縄。


フィクションなんだけれど、ノンフィクションな空気で読んで欲しい一品やわいね。
(実際当時の沖縄ではこのような雰囲気の中人々が暮らしていたのだろうな)



104氏と同年代の読者諸賢においては、沖縄が初めから日本国だと思ってる方もいるのではないだろうか?



そんな読者諸賢にこそ読了をみてほしい作品やわいね。





主人公の強さに惹かれ、弱さに共感を覚える・・・表裏一体の強さと弱さ。

滅びの美学。

テロルへの壊滅的な熱情、絶望的を自覚しながらの世界に(ひび)を入れるのだという思い。




こういう救われ方もあるのか!と読了後に鈍色にひかる重い感動を得たやわいね。



う〜む、もっとたくさん書きたいのだけれど当作品を未読の読者諸賢に対してネタばれになると申し訳ないやわいね。


小説作品のインプレは難しいやわいね。




104氏の主観的な読了後の作品イメージやお勧め度をお伝えできれば素敵だなと思うんよ。




と言う訳で・・・インプレコンテンツに今後は小説インプレが増えると思うやわいね。



第一弾が弥勒世なのは、ノワール小説を食わず嫌いしている読者諸賢の価値観に罅を入れたかったからなんよ(笑)




これはバイクと麦酒ネタしか特徴がないと思われがちな当サイト運営者104氏のテロルやわいね (ΦωΦ)フフフ…



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