広島高潤 フォーミュラ2


「なんとも素敵なパッケージやわいね」

2st乗りの読者諸賢には周知の商品かとも思われるがマイナー商品には変わりがないので紹介させていただこう。


広島高潤製 2st内燃機関用オイル  フォーミュラ2 定価2625円

である。


100%化学合成エステルと記載してある。

しかしこれは通常オイルの鉱物油に代えてエステルがブレンドしてあるという意味であるらしい。


「コイツを購入する切っ掛けは赤缶の値上がりだったやわいね・・・」

104氏は語る。

「赤缶が2000円未満で買えるのならば態々コイツを購入しようとは思わんかったわいね」

それほど104氏は赤缶を気に入っていたのである。

しかし、赤缶が2300円前後に価格上昇した背景を受けて104氏は驚愕した。

2000円未満で購入出来るからこそ赤缶の性能が素晴らしいと認識していたからである。

リッターあたり2000円を超えるオイルは104氏の中で高級オイルに分類される。



「果たして赤缶に2300円払う価値があるのかどうか?それが問題やったわいね!」


一部関係者を交え吟味の結果今迄2000円未満で購入出来た赤缶にすんなり2300円払うのは否だと結論が出たのである。


そうしてフォーミュラ2が厳しい選定を勝ち抜いて104氏の手元に届けられたのである。


「選定する際に一番の重要項目だったことは、いかにその性能が高次元でかつ中庸であるかやったわいね!」

レースに特化したオイルや街乗りに特化したオイルは数多存在する。

しかし、あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たずの製品ばかりである。


そう言う意味では赤缶の中庸さ加減というのは素晴らしいものであった。

赤缶は高回転までキレイに回るし街乗りも無難にこなしたからである。


「だから攻めるにも街乗りにも赤缶以上の性能を求めたやわいね」

「それも値上がり後の赤缶と価格の開きがあってはならないという条件付きでやわいね」


そういう背景を理解していただいた上でこのフォーミュラ2を語らせていただくと・・・


「素晴らしい!」


となる。


まず始動性が良くなる。

内燃機関が少々暖まるまでは赤缶より愚図る性格になるのだけれど暖機が終わればそれも気にならない。

そしてこの時点で赤缶より遥かに排気煙が少ないのだ!

そして排気のニホイも青缶や赤缶より随分とマシである。


街中では極低速から敢えて故意にアクセルをワイドオープンさせても被りもせずそれなりに回転もついてくるようだ。
(飽くまでそれなりにだよ諸君!)

余談だが・・・街乗りだけなら青缶が最高だと思う。
(青缶のような街乗り特化型の性格を求めるならフォーミュラ2は無用の短物である)


パワーバンドに入れて中域回転からのライディングでは赤缶より僅かばかりトルクが増したような感覚である。

なんというか・・・シリンダーとピストンリングがオイル膜でより気密性を高めている感じである。


「2st内燃機関は使用オイルによって性格が大きく変わるところが面白いやわいね!」


そして高回転域へ・・・

低回転〜中回転域にて少しはっきりしない曇りな回り方はここにきて鳴りを潜める。

中回転〜高回転域は赤缶よりエキサイティングだ。


文章にして説明することが難しいのだが・・・

ガサツに回る感じがより高回転域へシフトする感じであるのだ。


例えるなら青缶が6500回転程でガサツ感を噴出させるのに対し、赤缶は8500回転位までそれの噴出を抑えてくれる。

しかし、フォーミュラ2は9000回転を超えてもなおガサツ感が出てこないのだ。


腕に覚えがなければ持て余す方向においしい領域が移行するのである。

エステルの添加によって得られる潤滑性は極圧性能を高めるわけではないはずなので、

104号のだいぶん草臥れ気味の3XC内燃機関で高回転が気持ちよく回るということは真面目にオイル製造設計がされているということだと思う。



先にも述べた通り排気煙が少ないということにエステルが効いているのだと思う。

オイルの飛び散りも驚くほど少ない。

チャンバー内は勿論のこと内燃機関内部にもカーボンやスラッジが溜まり難い性格なのではないかと思える製品だ。


2stオイルというモノに対する極圧性能の居場所については104氏が今後もっと勉強しなければいけない。

そう断わりを入れたうえで述べさせていただくのならば・・・

OHサイクルの短い(対4st比)2st内燃機関であるけれど、そのサイクルを出来得る限り延ばすことにコイツは有効だと思われる。


「もっと簡単にどこでも購入出来るようにして欲しいやわいね」


しかし、104氏が呟くように現状では取扱店が少な過ぎるのが問題点である。


ホームセンターではまず買えないだろう、バイク用品店でも5〜6店回って見つかれば幸福な方だろう。

現状コイツを購入しようとすると通販という選択に頼らざるを得ないのである(104氏は岐阜在住)。


通販には送料や振込、代引き手数料がかかる・・・

結果的にそれらがこのオイルを定価以上に高価なものにしてしまう。

取扱店が極端に少ないので実勢価格も定価販売が殆どであることも痛いところだ。


現状104氏は広島高潤から通販で4本以上で大人買いしている。

10000円以上は送料、代引き手数料共に無料であるからだ。


通勤、街乗りもするし、峠も攻めに行く、閉鎖された広場でライテク修行もする・・・

そんな104氏と似た環境で使用されるすべての2st乗りにお勧めしたい製品である。


岐阜、愛知在住の読者諸賢、フォーミュラ2が店頭で売ってる場所があればメールにて一報ください。


広島高潤様・・・口コミで優良評価を喧伝するしか出来ない104氏がスポンサード大歓迎!と申しております。


おしまい。


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