エアロレザー ハーフベルテッド


エアロレザー社 ハーフベルテッド

実勢流通価格¥100,000前後


巷に溢れる革ジャンのほとんどが牛革を採用しているのに対してコイツは馬革採用である。


購入したばかりの頃はポンと放り投げるとそのまま床の上で自立するなかなか手強いヤツであった。


滅茶苦茶硬い、重い、分厚い。


そして・・・着用しても温かくない(苦笑)


まことしやかにヘビーデューティー路線を直走る一品であるのだ。


そして、通常のライダースとは少し趣向が違う。


その相違点を挙げるなら・・・

襟がある。

首元を留めるボタンがない。

両脇腹のポケットにジッパーがない。

袖口の絞込みジッパーもない。

裏地の取り外しは不可能。

ま、こんなところだろう。


所有しておいてなんだけれど・・・たぶん好きじゃなきゃ着てられない商品だと思う。


104氏はこの武骨さとデザインに中坊の頃に首ったけになった。


当時の流通価格は12万円くらいしてて中坊がおいそれと購入出来る一品ではなかったコイツ。


その憧れは長年の熟成期間をおいて深い深い意識の底に沈んでいった。


で、その熟成された憧れはバイク乗りになった時に再墳した。


後先考えずに勢いで購入したことに今でも微塵の後悔もない! と104氏は叫んでいる。



繰り返そう、はっきり言うまでもなく使い難い。


冬寒く夏暑い。


Gベストを装着する際にも袖元が極太なのでGベストの袖通しに加工が必要だった。


面倒だったことは言うに及ばない。


所有して数年(10年近い?)になるが一向に主人に媚を売ってはこない・・・(汗)


ほんと少しずつ馴染み始めていることは事実であるけれど。


でも、そのゆくるりとした馴染み方が・・・コイツはきっと一生モノだ! と信じさせてくれる。


ツーリングの装備としてツナギを装着しない場合はほぼ100%コイツと共に旅をする104氏である。


『コイツでいいや』 ではなく 『コイツがいいんだ』 なのだ。


機能性を超え、価格を超え、これを凌駕する製品は世の中に溢れ返っていると思われる。


「そんなことはたいした問題じゃないやわいね! 唯一無二のモデル故に何とも比較する必要がないやわいね」


104氏はそう叫んでいる。


コイツを着てバイクで旅に出て転んだことがある。


コイツは擦り傷を負ったけれど104氏はまったくの無傷であった。

コイツの傷は何度かミンクオイルを塗る過程で消えてしまった。



なんというかモノ以上の価値がある。



バイク乗りとして長年の旅を共に走りたいと思える一品。



それがコイツである。



たぶんこの先コイツが破れようが変色しようがお構いなしに旅を共にすると思う。


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