NISSIN ブレーキマスターシリンダー (非ラジアル)


NISSIN(ニッシン) ブレーキマスターシリンダー (非ラジアル) 税込定価¥13,650 である。

実勢価格は¥10,000を切るのである。

安い(笑)。

レバーも別体ポンプも全て含んでいるのに安い(笑)。


勿論この価格であるからしてボディは鋳造である。

パッと見の印象はカッコ良くない・・・しかしカッコ悪くもない。


「まだまだライテク未熟者故、いつ転んで壊れてくれてもいいようにコイツを選択したやわいね!」


そんな選び方で選ばれるコイツは少し可哀想であるが、なかなか使えるヤツなのである。


純正デフォルトのブレーキマスターシリンダーと比較して明らかにタッチは硬質になる。

ストロークも少なくなる。

これはホースを同じ条件にしての感想である。

ホースは後日インプレするしだいであるが『スエッヂライン(ステンフィッティング)』の黒色のヤツである。


勿論ブレーキマスターシリンダーをリプレイスしたからといってブレーキの利きが良くなるわけではない。


だから肝心なのは、その操作性を操作感触を気に入れるかどうか? なのである。


そしてコイツのそれは・・・昨今流行りの各社ラジアルブレーキマスターシリンダーとは正反対の方向の品である。


 (NISSINラジポン)


ラジアル製品は有効ストロークを大きく持つので、ブレーキレバー最小有効タッチ〜最大有効タッチまでの一単位を細かく出来る。

ブレーキパッドの利き具合を右手の繊細なタッチで制御し易いのが利点である。


それに比較してコイツは上手いコト繊細な制御をすることを得意としない。


ラジアルがブレーキ性能0〜100%までの到達に最小単位5ポイントで刻んでいけるのであれば

コイツは最小単位20ポイントくらいがいいところであろう。


勿論ブレーキングは乗り手の腕に因るところが大きいパートである。

104氏より上手い人ならコイツで最小単位5ポイント、ラジアルで最小単位1ポイントで制御することも可能であろう。


では、コイツが104氏のようなヘタクソには向かない製品であるか? と聞かれれば・・・

答えは否である。


純正デフォルトマスターに比べカチリとしたフィールが手に入るからである。


これは好みの問題であるかも知れない。


しかし、104氏には有効であった。


「コイツで修行した後でこそいつか導入するであろうラジアル製品の良さが身に沁みると思うやわいね!」


この104氏の台詞には筆者も大いに賛成する次第である。


コイツからラジアルへという段階を経ていくことでブレーキングテクに深みと円熟味が出ると思うのだ。


さらにR1−Zの純正デフォルトマスターはアジャスト機能を持っていないがコイツはワンタッチアジャスト機能がついている。

フルードの減りや劣化があった場合も目視確認し易い(別体タンクなので当たり前であるが 笑)


決して安かろう、悪かろうではないのである。


「いきなりラジアル製品の導入を考えてる読者諸賢、コイツから導入することを考えても損はないと思うやわいね」


そんなことを偉そうに言う104氏であるが、ブレンボのラジアル製品に心惹かれているのは内緒らしい。


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